
1.弾話とは
- Q1-1 弾話ってなんのためのソフト?
- 難病や障害のために明瞭な発話ができず運動機能にも障害のある方々が、様々なシチュエーションで家族・友人・知人、医師や介助者の方などと自然な会話を行うことを支援するためのソフトです。
対話相手や状況に応じて高度な単語予測・文章予測例示をおこなうので、少ない操作手順で(ユーザーの負担をできるだけ少なく)会話文を自在に組み立てることができ、更にそれを外部に表示したり音声出力することで意思を伝えることができます。
→ 弾話についての詳細
- Q1-2 どんな人を対象にしているの?
- 難病や障害のために明瞭な発話ができず、尚かつ運動機能にも障害があり一般的なキーボードやマウスでの入力操作が困難な方を対象としています。
→ 利用者例(モニタ協力者の方々)
- Q1-3 どのように入手できるの?
- このホームページで公開していますので、ダウンロードすることで入手できます。
現在のところCD-ROM等パッケージ提供は行っていません。
→ ダウンロードページへ
- Q1-4 使うのにお金はかかるの?
- 現在のところ、無料でソフトウエアを公開しています。
弾話を利用するためのパソコンや身体条件にあった入力装置などの環境は別途揃えていただく必要がありますが、弾話のソフト自体は無料です。
- Q1-5 誰が開発したの?
- 弾話は、ニューメディア開発協会の委託事業として、アライド・ブレインズ株式会社が開発しました。
- Q1-6 Peteとの違いは?
- Peteはメールソフトやワープロソフトなど他のアプリケーションに文章を入力するための支援ソフトですが、弾話はコミュニケーションに特化したソフトで、他のアプリケーションとは連動しません。
→ Peteとの関係、違いの詳細
→ PeteWEBコミュニティへ
- Q1-7 「弾話」という名前の由来は?
- コミュニケーションを支援することを目的にしたソフトウエアとして「会話が弾む」といった思いを込めて「弾話(だんわ)」と名付けました。
2.使用環境(パソコン環境/周辺機器・ソフト)
- Q2-1弾話を使うのに必要なパソコン環境は?
- OS
Windows95、Windows98、WindowsME、WindowsNT4.0、Windows2000、WindowsXPのいずれかであること。但し、IMEのバージョンとの組み合わせで日本語変換がうまく動作しないことがあります。原則、OSインストール時にインストールされるIMEであればうまく動作すると思われます。
- CPU
CPU:MMXPentium233MHz以上もしくは同等品以上
- メモリ
メモリ:64MB以上
- Q2-2 Mac版の弾話はあるの?
- 現在用意されている弾話はWindows版のみです。申し訳ございませんが、Mac版の開発予定は今のところありません。
- Q2-3 PalmやWindowsCE用の弾話はあるの?
- 弾話はPalm、WindowsCEをサポートしておりません。申し訳ございませんが、現時点では開発予定はありません。
- Q2-4 パソコンがあればそれだけで利用できるの?
- 何らかの方法でキーボードのいずれか1つのキーを操作できる方は、特別な入力装置無しに弾話を利用することができます。また、会話文の出力もコミュニケータ画面を対話相手の方に見ていただくことでコミュニケーションが可能です。
ご自分の身体条件にあった入力装置で利用したい場合や、会話文を音声出力させたり、別の画面に出力させたりしたい場合などには、周辺機器やソフトが必要です。
→ 周辺機器やソフトについての詳細
- Q2-5 オプションで利用する周辺機器・ソフトにはどのようなものがあるの?
- 入力関連
- 会話文の出力関連
弾話側では周辺機器やソフトを規定していませんので、弾話に合ったインターフェースを持つものであればどんな製品でもご利用いただけます。
→ 周辺機器・ソフトについての詳細
- Q2-6 1SW(ワンスイッチ)で弾話を利用する場合に必要な機器やソフトを具体的に教えてください。
- 1SWとパソコンの間の変換装置として「できマウス。」、キー設定ソフトとして「できマウス。」付属のソフトウエア、これらを組み合わせて利用する形態を推奨しています。
→ 1SWで利用する場合の周辺機器・ソフトの具体例詳細
- Q2-7 会話文を音声出力をするために必要なものを具体的に教えてください。
- 弊社では、IBM ProTALKER 97を使ってテストしておりますのでこの製品は実績があります。
「弾話」は読み上げたい文章をクリップボード(Windows自身が持っているところで、コピーや切り取りをしたときその文章が入るところ)に出力しているだけですので、クリップボードを読み上げることができる音声エンジンであればどの製品でも構いません。
- Q2-8 会話文を外部モニタへ出力するにはどのような方法があるの?
- 「弾話」は障害者の方が入力している画面の他に会話文を訪問者向けに表示させることができるように外部出力装置への出力が可能になっています。外部出力装置としてサポートしているタイプには2つあります。
- a) CRT(ディスプレイ装置)
- b) シリアル出力
→ 外部出力装置の具体例
3.ダウンロード/インストール/アンインストール
- Q3-1 お試し版と正式版の違いは何?
- お試し版は、パソコンにインストールしてから2週間だけ全機能を使うことができます。利用者登録は必要ありません。
正式版は全機能を利用することができます。ダウンロード前に簡単な利用登録が必要です。
お試し版から正式版への移行も可能です。方法についてはFAQの次項を確認してください。
- Q3-2 お試し版を使っていましたが、正式版に移行するにはどうしたら良い?
- このホームページから正式版の利用登録を行うとIDとパスワードが発行されます。お試し版のツールプログラムのメニュー6を起動しこれらの情報を入力すると正式版へ移行することができます。
→ 利用者登録へ
- Q3-3 一括ダウンロードと分割ダウンロードの違いは何?
- 弾話のプログラムは容量が大きいため、ご利用の回線速度に応じて2パターンを用意しています。
- 一括ダウンロード
プログラムを丸ごと一括でダウンロードします。ADSLなど回線速度が速い方にお勧めです。
- 分割ダウンロード
プログラムを分割した物をダウンロードし、ダウンロード後に統合します。アナログ電話回線やISDN回線など、数10Kpbs程度の回線速度でご利用の方にお勧めです。
- Q3-4 インストールの方法がわかりません。
- 詳しいインストール手順は、弾話インストールマニュアルを参照してください。
→ (参考)お試し版のダウンロード後の手順
→ インストールマニュアル
- Q3-5 インストールをしましたが、使用する前にすべきことがある?
- 弾話を効果的に利用するために、インストール直後に介助者の方にお願いしたい設定作業があります。下記のページを参照してください。
→ 介助者の方にお願いしたい作業
- Q3-6 パッチファイルとは何?
- 弾話の不具合を修正するための修正ファイルで、不具合を修正したバージョンアップ版の前に公開されます。修正ファイルのみをご自分のパソコンのファイルに上書きすることで不具合を回避できます。
- Q3-7 アンインストールの方法は?
- Windowsのスタートメニューより、設定>コントロールパネル>アプリケーションの追加と削除を選択します。
プログラムの一覧から弾話を選択し、削除してください。この際、辞書ツールをインストールしている場合は、1.辞書ツール、2.弾話プログラム本体の順にアンインストールしてください。
4.弾話の動作・操作全般/スキャン
- Q4-1 インストールしましたが、弾話というアプリケーションがありません。
- コミュニケータとスケジューラの2つのアプリケーションの総称として弾話と呼んでいます。弾話は両者が連携して動作しますので、両方のアプリケーションを起動し併用してください。
- Q4-2 なぜパソコンを立ち上げると必ずスケジューラが立ち上がるの?
- 弾話をインストールしますと、弾話スケジューラがWindowsのスタートアップに置かれ、次回パソコン起動時より自動的に立ち上がるようになっています。スキャン操作でそのまま弾話を利用し始められるようにそのようにしています。
- Q4-3 スケジューラを使わなくても良い?
- コミュニケータ画面からも対話相手の情報を設定できるため、スケジューラを使わずコミュニケータだけを利用し対話に利用することも可能です。
- Q4-4 ツールとは何?
- コミュニケータ、スケジューラに関する設定を変更するためのアプリケーションです。マウス操作が必要となりますので、現状では主に介助者の方による操作を想定しています。
- Q4-5 オートスキャンモード以外の操作方法はあるの?
- 弾話は、
- 1sw(オートスキャン)
- ポインタデバイス(マウス、トラックボールなど)で操作
- 2sw(手動スキャン)
の3パターンの利用を想定しています。
2SWの場合は、ツールプログラムでスキャンモード3に設定してください。
- Q4-6 スキャンのスピードを変えたいのですが・・・
- ツールプログラムで変更することができます。キーボード操作、マウス操作が必要で、主に介助者の方による変更をお願いしています。
→ ツールマニュアル
5.スケジューラ
- Q5-1 スケジューラを使って何ができるの?
- 「何曜日の何時ころ●●さんが訪問」など、事前に分かっている対話相手の対話スケジュール情報を事前登録しておくことができます。登録された時間になるとコミュニケータの対話相手欄が自動的に切り替わるので、その場で設定する必要が無くなり便利です。
- Q5-2 スケジューラとコミュニケータの関係は?
- スケジューラで事前に登録しておいた対話スケジュールに合わせ、登録された時間になるとコミュニケータの対話相手欄が切り替わります。
対話相手を設定し会話文を作成することで、辞書が対話相手や状況に応じたより高度な予測を行えるようになります。
その都度、コミュニケータ画面からも対話相手の情報を設定できるため、スケジューラを使わずコミュニケータだけを利用することも可能です。
- Q5-3 スケジューラの使い方は?
- 以下のページを参照ください。
→ スケジューラの使い方
- Q5-4 シチュエーションとは何?
- 対話相手、場所、目的の3つの情報を合わせてシチュエーションと呼んでいます。
これらの情報を事前に設定してから会話文を作成することで、辞書が対話相手や状況に応じたより高度な予測を行えるようになります。
- Q5-5 「対話者」、「場所」、「目的」に表示される候補名を変えたいのですが・・・
- ツールプログラムで変更することができます。キーボード操作、マウス操作が必要で、主に介助者の方による変更をお願いしています。
→ ツールマニュアル
- Q5-6 一度設定したスケジュールを削除したいのですが・・・
- 弾話操作マニュアルを参照してください。
→ 弾話操作マニュアル
- Q5-7 月間カレンダーの赤いピンマークは何?
- 対話スケジュールの登録されている日にマークがつきます。
- Q5-8 日記を書いたりメモを書いたりもできるの?
- 現状の弾話スケジューラには、日記やメモを書いて保存するような機能がありません。要望をいただいておりますが、将来の課題です。
6.コミュニケータ
- Q6-1 コミュニケータを使って何ができるの?
- 対話相手へ向けた会話文を作成することができます。
発言欄に作成した会話文が表示されますので、対話相手にその欄を覗いてもらってコミュニケーションをとることができるほか、作成した会話文を音声で出力したり、対話相手へ向けた他の画面に出力することもできます。
- Q6-2 弾話の単語・文章予測機能について教えてください。
- 単語の読みの一部からその単語を予測するほか、過去の会話履歴より次に入力される単語を予測します。このため、ひとつの単語を確定すると、「1文字も入力しないうちに」次に来る可能性の高い単語が候補として例示されます。またIMEと連携した単語および語順の自動学習も行うため、使えば使うほど利用者に合った単語を予測するようになります。
更に単語予測例示と同時に、過去の会話履歴より会話文を予測例示します。
なお、その時の対話相手や状況に最適な単語候補、文章候補を例示することを目指し設計されており、いつ、誰と、何処で、何の為にというシチュエーション情報を設定してから会話を行うことで、予測例示の精度が一層向上していきます。
- Q6-3 会話文の基本的な作成方法を教えてください。
- 以下のページを参照してください。
→ コミュニケーションソフトの使い方
- Q6-4 文章候補欄に何も表示されません。
- 利用する方によって文章表現が異なることから、弾話出荷時は文章辞書への登録内容がありません。
会話文を作成し「◆発言確定」ボタンを押すことを積み重ねていただくことで、ご自分のよく使う会話文が文章候補欄に現れるようになります。
- Q6-5 画面の一番上にある「相手」欄は、どのように使うもの?
- 対話者、場所、目的の3つの情報(対話シチュエーション)を設定するための枠です。これらの情報を事前に設定してから会話文を作成することで、辞書が対話相手や状況に応じたより高度な予測を行えるようになります。
この枠はスケジューラと連動していて、事前に入力されたスケジュールの時間になると切り替わります。また、スケジュールが登録されていない時間帯では、過去の対話履歴よりシチュエーションを予測例示します。例示されたシチュエーションとは違う相手や状況の場合は、設定を変更してご利用ください。
- Q6-6 発言欄右側の緑のランプは何?
- 会話文を発言欄で作成した後に「◆発言確定」ボタンを押すとランプが点灯します。
音声出力や外部出力やファイル出力をONにしている場合は、作成した会話文が出力されたことを表しているとお考えください。
- Q6-7 会話文を音声出力・外部表示したり、ファイルに出力するにはどうしたらいい?
-
- 音声出力
弾話とは別に音声出力エンジンが必要です。音声出力エンジンを起動状態にし、クリップボードを読み上げる設定にします。弾話ではキーボード右側の「音声出力」ボタンを押された状態にし、会話文を発言欄で作成した後に「◆発言確定」ボタンを押すことで会話文が音声出力されます。
- 外部表示
弾話を利用するパソコンとは別に、外部のモニタ等を用意します。キーボード右側の「外部出力」ボタンを押された状態にし、会話文を発言欄で作成した後に「◆発言確定」ボタンを押すことで会話文が外部表示されます。
- ファイル出力
キーボード右側の「File出力」ボタンを押された状態にし、会話文を発言欄で作成した後に「◆発言確定」ボタンを押すことで会話文がテキストファイルとして保存されます。ファイルは弾話アプリケーションのあるフォルダ内のlogフォルダへ保存されます。ツールプログラムで設定すると日付、対話者別に保存できます。
→ 必要な周辺機器・ソフトの具体例
- Q6-8 過去の会話の履歴を保存できる?
- 弾話では「◆発言確定」ボタンを押すことで、発言欄で作成した会話文を過去発言へ登録していますので、過去発言ボタンを選択し弾話起動時の発言履歴を確認することができます。
また、ファイル出力をONにしている場合、対話相手別に会話履歴がテキストファイルに保存されます。
- Q6-9 作成した会話文をメールソフトなど他のアプリケーションで利用したいのですが・・・
- 残念ながら弾話自身にはそのような機能がありません。介助者の方にお手伝いいただいて、会話文をログファイルに残す設定にし、必要な会話文をログファイルからコピーしメールソフトなどに貼り付けていただくことで、作成した会話文を利用することは可能です。
また、他のアプリケーションに文字を入力するためのソフトとしては、Peteがあります。
→ PeteWEBコミュニティへ
- Q6-10 「対話者」、「場所」、「目的」に表示される候補名を変えたいのですが・・・
- ツールプログラムで変更することができます。キーボード操作、マウス操作が必要で、主に介助者の方による変更をお願いしています。
→ ツールマニュアル
7.キーボード(キーの役割/設定変更)
- Q7-1 「◆発言確定」はどのような役割?
- 「◆発言確定」ボタンは、会話文の一区切りとなる箇所で選択するボタンです。主に3つの役割があります。
- 発言欄で作成した会話文を文章辞書へ登録
- 発言欄で作成した会話文を音声または外部モニタへ出力
- 発言欄で作成した会話文をファイルへ登録
従って、このボタンを使用しない場合、発言欄で会話文を延々作成し続けることは可能ですが、弾話文章辞書、過去発言への登録や、外部への出力は行われません。(単語については、候補選択時に辞書に情報が付加されています。)
- Q7-2 「読みクリア」って何?
- キーボード内の「読み」欄のみを一括クリアすることができます。
「BS」や「>>BS」では、「読み」欄を一括クリアすることができません。また「>>BS」を利用した場合誤って発言欄の作成中会話文まで削除してしまう場合がありますが、「読み」欄のみをクリアするためその心配もありません。
- Q7-3 「BS」と「>>BS」の違いは?
- 「BS」を押すと発言欄または読み欄を一文字消去します。
「>>BS」を押すと発言欄または読み欄を一定のスピードで一文字ずつ順に、消去していきます。消去を止めたいタイミングでもう一度押すと消去が止まります。
- Q7-4 キーボードの文字を大きくしたいのですが・・・
- ツールプログラムの「2.機能設定」機能を利用して変えることができます。
→ ツールマニュアル
- Q7-5 キーボードの配列を使いやすいように並べ替えられる?
- ツールプログラムの「5.キーボードカスタマイズ」機能を利用して変えることができます。
→ ツールマニュアル
8.ツール
- Q8-1 ツールを使うとどのようなことができるの?
- ツールを用いて行える設定変更等は主に以下の通りです。
- 対話相手・場所・目的のシチュエーション情報候補の変更追加
- スキャン動作設定、各種出力設定、キーボード定義ファイルの選択、画面サイズ・フォントサイズの設定
- 定型文のジャンル、文章内容の変更追加
- 辞書内容から不要な単語等の削除など【オプション】
- キーボードレイアウト、キー刻印名等の変更
- お試し版から正式版への移行【お試し版のみ】
→ ツールマニュアル
- Q8-2 ツールプログラムはどこにある?
- 弾話プログラムと同じフォルダ内にインストールされています。
Windowsスタートメニューより、
プログラム>弾話完成版(お試し版)>ツール
を選択してください。
- Q8-3 ツールをユーザーがスキャンで利用することはできる?
- 申し訳ございませんが、現状の弾話ではツールの操作はスキャンでおこなうことが出来ません。キーボード操作、マウス操作が必要で、主に介助者の方による操作をお願いしています。
- Q8-4 「辞書カスタマイズ」が利用できないようです。
- 辞書カスタマイズを利用するには、別途辞書ツールプログラムをダウンロードする必要があります。正式版の利用登録後にダウンロード画面より辞書ツールインストーラをダウンロードしてください。弾話インストール後に、辞書ツールをインストールすると利用できるようになります。
- Q8-5 設定の変更はいつから反映されるの?
- ツールプログラムによる設定変更は、再度弾話を立ち上げた際に反映されます。ツールは、スケジューラ、コミュニケータを一度終了させてからご利用することをお勧めします。
9.その他
- Q9-1 バージョンアップの予定はあるの?
- 現在のところ機能追加などの大幅な改修の予定はありません。当面ver1.0の不具合が発見された場合に、対応次第バージョンアップ版を提供していく予定です。
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このページの初版:2003年12月1日